仙台市内の介護予防型デイサービス事業所において、JAICA(国際協力機構)からの研修生の実習の様子を見学してきました。
この事業所では、毎年、JICA(国際協力機構)プロジェクトにて日系ブラジル人などへの「日本の介護」や「音楽リハビリ」研修を受託しています。
今年もブラジルやボリビアなどの中南米から約5名が参加し、約3週間の実習を受講しました。
研修生は、帰国後、日本の介護事業を参考に現地のスタイルに合わせた介護事業を展開していくことになるそうです。
実習では、大正琴などの演奏に合わせて「どんぐりころころ」や「ふるさと」などの昔懐かしい童謡をデイサービスの利用者と一緒に歌っていました。
言語は違えども、音楽の持つ魅力は世界共通であり、その力は高齢者の心身へ数多くの効果が期待できるものと思われます。
利用者の方々の生き生きとした表情がとても印象的でした。