2月14日、イズミティ21で開催された介護労働安定センター宮城支部主催の「経験交流会」にコーディネーターの1人として参加しました。
この経験交流会は、平成30年度宮城労働局委託事業として実施した「介護分野における人材確保のための雇用管理改善推進事業」のまとめとして、介護職のための魅力ある職場づくりを考えることを目的に、実践的な様々な事例によりそのヒントを与えるものです。
セミナーは、先進的な取り組みを行う先進モデル2事業所による基調講演と雇用管理改善に取り組んだ4事業所による事例発表、そしてパネルディスカッションからなり、定員を上回る117名の聴衆の方に参加していただきました。
今年度の雇用管理推進事業では、合計22事業所に対し延べ80回の訪問を行い、事前に雇用管理改善チェックリスト「CHECK&DO25」を活用し、事業所評価と職員評価を実施し、その意識のギャップを把握したうえで個別支援を行いました。
この「CHECK&DO25」は、現場の管理者や全職員で活用することにより、各事業所の雇用管理の問題点を見える化し、改善への取り組みを進めやすくするツールです。職員の満足度(ES)を定量的に把握し、その改善を図ることは「魅力ある職場づくり」にもつながり、今回のテーマの1つであると考えています。
小雪もちらつく寒い中、多くの方に参加していただき感謝申し上げます。
このセミナーが参加者の方にとって、魅力ある職場づくりに、少しでもお役に立てればと願っております。