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2000年に介護保険制度が開始してから20年を経過し、この間、介護事業所数は増加し続けています。
当初の数年間は、行政の介護報酬の優遇や運営基準の緩和などにより、開業する事業所は大きく増加しましたが、最近では介護報酬が徐々に減額され、制度が求める介護事業所の質も年々高くなってきています。
介護事業所を開業しただけで、利用者を獲得できた時代は既に終焉し、介護事業所間の自由競争原理の中で伸びる介護事業所と衰退する介護事業所の二極化が始まっているといえます。
介護サービス業界は、業界再編成の途上にあるとはいえ、今後は、低い介護報酬でも安定した事業経営ができる事業規模とマネジメント力が求められ、小規模で経営体力が弱く、サービスの質が伴わない介護事業所の淘汰は避けられない状況となってくるでしょう。
また、介護事業所においては、不正、トラブル、事故も相次ぎ、最近では高齢者虐待などの問題も発生しており、行政による指定取消処分や労働基準監督署による監督など、規制や監督の態勢強化の動きも目立ってきています。
そして、何より深刻なのは、介護人材の不足と介護職員の賃金・処遇の問題であるといえます。(公財)介護労働安定センターの「平成28年度介護労働実態調査」によると、介護サービスを運営する上での問題点として、「良質な人材の確保が難しい」が55.3%となっており、質の高い介護サービスを安定的に提供するためには、介護人材の安定的確保と資質向上が不可欠となっている状況です。
こうした中、当事務所では、これまで多くの介護事業所に対して様々なサポートを行ってきており、介護報酬の改定動向に左右されない安定的な運営をするためには、以下の対策が重要と考えています。
1.介護従事者の育成・定着に努めること
2.介護サービスの質強化に努めること
3.コンプライアンス遵守体制の強化に努めること
当事業所では、介護事業所設立の許可申請から、このような運営上の改善支援までをきめ細やかに行っております。
また、 介護事業者向けセミナーも開催しております。
【ブログ】
2019.9.3
仙台国際センターで9月3日から4日に開催された「第1回ケアテックス・ワン仙台2019」に行ってきました。 もっとみる
2019.7.18
介護労働安定センター主催の介護労働者雇用管理責任者講習の中で、「人事評価と賃金管理」の講師を務めました。 もっとみる
2019.2.15
介護労働安定センター主催の介護職のための魅力ある職場づくりを考える「経験交流会」にコーディネーターの1人として参加しました。 もっとみる
2018.11.13
宮城県中小企業判断協会の介護福祉事業研究会で、通所介護事業者を対象とした「介護報酬改定とその後」について研究発表会を行いました。 もっとみる
【News & Topics】
2020.3.13
公益財団法人介護労働安定センター宮城支部では、令和元年度「介護事業所の魅力ある職場づくりのための雇用管理改善への取り組み」を取りまとめ公表しました。 資料のダウンロードはこちら
2019.7.11
「介護職員特定処遇改善加算」の配分額に関する資料(当事務所作成)を公開します。
2019.4.12
2019年10月から実施予定の「介護職員等特定処遇改善加算」に関する事務処理手順や様式例について発表されました。
【関連リンク】
第168回社会保障審議会・介護給付費分科会資料「2019年度介護報酬改定について」(H31.2.13)
厚生労働省老健局老人保健課「介護職員特定処遇改善加算に関する基本的考え方並びに事務処理手順及び様式例の提示について」(H31.4.12)
2019.3.21
公益財団法人介護労働安定センター宮城支部では、平成30年度「介護事業所の魅力ある職場づくりのための雇用管理改善への取り組み」を取りまとめ公表しました。 資料のダウンロードはこちら
2018.4.23
公益財団法人介護労働安定センターでは、「認知症介護におけるストレス対策研修に関する研究会報告」をとりまとめ公表しました。
【関連リンク】
公益財団法人介護労働安定センター「認知症介護におけるストレス対策研修に関する研究会報告書」